森友学園の問題について

最近、ニュースをあまり見ていないので、いつも以上に無責任な投稿になります。
一国民の感想ということで、勘弁してください。

森友問題がまたぞろメディアで取り上げられているようです。
私は元々、森友問題で安倍首相や明恵夫人が関与していることはないと思っていましたが、佐川前国税庁長官のいわゆる栄転は、疑問に思っていました。

内閣人事局の人事だと思いますが、大臣クラスが口に出すとその存在の意味が失われるので、そのまま栄転させたのでしょうか?

安倍首相側は何もやましいことはないし、問題の土地も『学園側に契約違反があった場合に売却価格と同額で買い戻すという契約時の特約に基づいた手続き』に基づき、国が売却価格と同額の1億3,400万円で買い戻したことで、問題はないと考えたのでしょうか?

しかし、佐川前国税庁長官の人事について国会で質問されると、「適材適所」と答弁するしかなく、野党・メディアから批判を受けることとなったようです。

まぁ、よく分かりませんが、官邸は「大した問題ではない」と思っていたんでしょう。

 

ところが、佐川氏が国会の答弁で、森友学園側との関係書類は「廃棄した」と言ってしまった。

『これは、流石にないだろう』と私は思った。
それで案の定メディアに叩かれ、改竄前後の文書についての報道がなされて、いかにも安倍首相夫妻が関与しているかのような報道が繰り返された。

この答弁との整合性を保つため、決裁文書の添付資料が多数削除されたということらしい。

他人事ながら、この作業に当たった人は辛かっただろうなと、同情を禁じ得ません。
国を豊かにし、国民が幸せな暮らしができるように、という崇高な思いを持って仕事をしていた職員が多いと思う。

保身の意図があった職員もいるでしょうが、もっと(失礼ながら)平の職員は、『こういう経緯があって、こういう結論に至った』ということを一生懸命記録したのに、上司の意向で「関連事項はすべて削除しろ」と言われたとすれば、自分の意思と正反対の作業を強いられたと思うからです。

佐川氏が「破棄した」と言ったのは、知らずに言ったのか、部下からの間違った報告を受けていたのか、あるいは知っていたが問題にされることはないと思ったからなのか、よく分かりません。

ただ、1年で破棄したというのは、文書管理規定で定められているのだと思いますが、旧民主党の「揚げ足を取られる証拠は残さない」という愚かなやり方を踏襲しているような気がします。

普通は、その重要性に鑑みて、保存期間は「永年」「5年」「10年」などと決められている筈です。

 

ここで、誤解のないように私の立場を少し述べてみます。
以前の記事で書きましたが、私はいわゆる無党派、浮動票です。
そして、筋の通らないおかしな主張、あるいは感情だけに訴える主張は、どこの政党や議員でも受け入れないことにしています。

安倍政権については、これも以前書きましたが、外交は満点、経済政策も及第点と思っています。
しかし、一方で、世界最速で国籍を取れる国とか、移民を進めるとか、特にビザなしで観光目的と言いながら政治行動を行っている中国・韓国人の入国を緩い管理で許している点については反対しています。

森ゆう子議員が3つの決裁書の写しを持っているとか、3月2日に朝日新聞が別の決裁書があると言っているようですが、全部公にして正すべきことは正しましょうという気持ちです。

隣接の「辻元公園」についても、きちんと解明しましょう。

予算員会では、「何を言ってもいい」という慣習があるようですが、捜査機関に任せられるところは任せて、本来の審議をして欲しいです。

明日の参院予算委員会で「青山繫晴さん」「和田政宗さん」が質疑をされるということなので、期待しております。